共依存って?

カウンセラーから共依存の傾向もあると言われた時、「母は私に依存してるけど、私は母に依存なんてしていない。どうして?」と内心思ったのでした。

そこで、改めて「共依存」について調べました。

共依存とは、「相手の感情や行動に過度に巻き込まれ、自分の価値や安心感を”相手の状態”に依存してしまう関係性」とあり、「支えること」そのものが問題なのではなく、支え方が”自分を犠牲にする形”になり、関係が固定化・不健康になることとありました。

それを読んで、確かに自分を犠牲にしているし、不健全な関係だと感じたのでした。共依存なのかも。

共依存が形成されやすい背景としては、

(家庭内で)

 ・親の不安定さ、依存症、過干渉、機能不全

 ・「いい子」でいることで安心を得てきた経験

(感情を表現するより)

 ・空気を読む

 ・世話をする

 ・我慢する …ことが求められてきた環境

その結果、「役に立つ自分」「必要とされる「自分」でいないと価値がないという信念が育ちやすくなります。

*多くの場合、本人の「弱さ」ではなく「生き延びるための適応」です。

共依存に見られやすい代表的な特徴は、

(感情・思考の特徴)

 ・相手の機嫌や状態に自分の感情が強く左右される

 ・「私が何とかしなければ」と強く感じる

 ・断ること・距離を取ることに強い罪悪感がある

 ・自分の気持ちや欲求が分からない/ 後回しになる

(行動の特徴)

 ・相手の問題を肩代わりする

 ・世話・助言・管理をやめられない

 ・相手が変わらないと強い無力感や怒りを感じる

 ・不公平な関係でも離れられない

 *すべて当てはまる必要はありません

◎前回のブログで述べたアダルトチルドレンとはどう違うのか?

 アダルトチルドレン(AC)と共依存は、重なり合う部分は多いが、同一ではありません。

 ・AC:「どんな環境で育ち、どんな心の土台ができたか」という背景・成育歴の概念

 ・共依存:「今、どんな関係性の中で、どう振る舞っているか」という対人パターンの概念

形成の流れ(イメージ) *多くの場合、次のような連続性があります

機能不全な家庭環境

アダルトチルドレン的特徴の形成
(過剰適応・自己否定・感情抑制など)

大人になってからの対人関係

共依存的な関係パターンが現れることがある

  ※ただし、・ACでも共依存にならない人

       ・ACでなくても共依存関係に入る人 …もいます。

共依存は「治す」より、関係の持ち方を学び直すものと考えられます。

AC、共依存のどちらも、その環境で生き延びるために身につけた”適応”であり、学び直し・調整が可能なのです。