あるカウンセラーからアダルトチルドレン(AC)の傾向があると言われた時、アダルトチルドレンとは何なのか、正直よくわかっていませんでした。その後、調べてみると、
アダルトチルドレン(Adult Children:AC)とは、子ども時代に家庭環境の影響を強く受け、その生きづらさのパターンを大人になっても抱え続けている状態を指し、病名や正式な診断名ではなく、「傾向・生き方の特徴」を表す概念なのだとか。
◎アダルトチルドレンの背景として、
・親の過干渉・過保護、または無関心
・親がアルコール・依存・精神的不安定
・家庭内での暴言・暴力・強い支配
・「いい子」であることを強く求められた
・感情を出すことが許されない雰囲気
このような家庭環境に育った人に見られやすいとされ、子どもが「自分らしくいるより、生き延びるための役割」を優先せざるを得なくなります。
◎よく見られる特徴(代表例)としては、
対人関係;人に頼るのが苦手
NOと言えない/ 顔色を過剰にうかがう
親密になると不安になる
見捨てられ不安が強い
自己評価;自己肯定感が低い
完璧主義・失敗への恐怖
「自分は価値がない」と感じやすい
感情面;怒り・悲しみを抑え込む
何を感じているのかわからない
感情が爆発するか、まったく出ないかの両極端
*すべて当てはまる必要はありません
◎アダルトチルドレンには代表的な6つのタイプがあります。役割を簡単に示します。
①ヒーロータイプ(頑張り役・優等生)…家庭や集団を「ちゃんとさせる」存在
②ケアテイカータイプ(世話役・調整役)…周囲の感情を守る・整える
③ロストチャイルドタイプ(影が薄い子)…問題を起こさず、目立たない
④スケープゴートタイプ(問題児役)…家族や集団の問題を一身に引き受ける
⑤マスコット(ピエロ)タイプ(場を和ませる役)…場の緊張を笑いで和らげる
⑥サポーター(イネーブラー)タイプ(支える人)…問題を支え続ける
*イネーブラー…enable(可能にする)。問題行動が続くことを”可能にしてしまう”関わり
以上が、大まかなアダルトチルドレンについての説明になります。
私の場合、母の過干渉・依存・支配があり、「いい子」であることを強く求められました。それにより、人に頼るのが苦手、NOと言えない、特に幼少期は「自分はそんなにできない」と劣等感も強く、また、怒りや悲しみの感情を抑え込んでいました。
6つのタイプに当てはめるなら、ケアテイカータイプ。母との関係においてはサポータータイプかもしれません。
本当の自分を見失い、人生に実感が持てない。生きづらさを感じていた原因がわかりました。
ですが、はじめに書いていたようにアダルトチルドレンは病気ではないと言うこと。アダルトチルドレンは「治す」ものではなく、「理解し、楽に生き直す」ものなのです。
そして、気づいた時点から、人生は変えられるのです。